aruhiの本

目についたものをモリモリと読みます

プンニャラペン | 山本梓

かもめブックスで購入

読み終わった日:2024.04.20

毎日の生活を、起こったことの羅列で見てるうちは見過ごしてしまうような小さな出来事と、そこから派生するさざなみみたいな感情。

私の場合は、怒ったり、馬鹿にしたり、悲しんだりすることがほとんどなんだけれど、「おっかしー」と笑い飛ばしたり、うまく行くようにとおまじないをかけたり。

そんな少しだけ前向きなエネルギーにあふれたエッセイだった。

カバーのデザインも好きだし、中にも「こんな本の作り方あるんだ」と思うような仕掛けがあったりして、なんだか自由でのびのびした本だなぁ〜、

いつもよりも具体的な本づくりの話を。| 北尾修一

かもめブックスで購入

読み終わった日:2024.04.13

「インタビュー力を高めるために」の企画に役立つかなと思って手に取った本。確かに、本の編集はあらゆるコンテンツづくりに役立つスキルなのかもしれないな。

エンゲージメントのない世界で、ある種の狂気をもった人が伝えたい衝動のままに生み出すもの。わざわざ好んで本を読む理由ってこんなところなのかもなと思う。

なんだか、普段の自分の仕事、自分の存在ごと肯定されたような気持ちになれた。

「インタビューしたいことが浮かんでこないんです」って悩みに対しての答えもここにあるような…仕事と思ってやってるうちは打開できないのかもしれない。

あの人遊んでいるようにしか見えないねって、わたしもそんな風に働いて死にたい。